Theatrum

創作の引き出し。創作途中の話もあるので、突然文章が変わる事があります。

逢魔ヶ島◆04

桜雅はAiに魂石の研究について伝えて助手にした。

 

⚛️真ん中の丸いのは私がマナを込め続けた魂石だよ。周りにある装飾はエレメントに変換し、増量して放出する。単に魔導を発動するよりも効率的に魔導を扱える杖を創った。

☸️僕はこれね。戦闘向けに形状変化もする!

💻使用実験で聖霊の森の一画をハゲさせてしまったのは内緒ですね。

⚛️その後植物を生やしたから問題ないだろう。

 

⚛️そしてこの瓶。ノウムの骨と脂肪を使って器を創った。瓶の口に吹き込めばマナを貯めることができる。ただし保存期間は30日が限界だ。瓶が劣化して壊れてしまうし、消費すれば無くなる。

⚛️これを活用して光源やエネルギーを生み出して採掘・採集作業を円滑にする。移動にも使えるようにした。

⚛️試運転を兼ねて村に戻るとしようか。


◆◇◆


⚛️案外難しいな。

💻低空飛行で慣れましょう。

☸️歩行よりは格段に速い。ん?あれは…


前方から来る集団は螺雅が率いた村人だった。螺雅達が村に帰ると、以前とは違う部族によって村が襲われていたらしい。地形を考えるとまた襲われてもおかしくないという事で住む場所を変える為に移動してきたらしい。

 

敵を見つけやすい、攻められにくい場所に拠点を構えることにした。陸に繋がる場所には門番をつけ、少し離れたところに物見やぐらを作った。森には狩りの仕掛けや賊の仕掛けをたんまりとした。

ここを逢魔ヶ島と名付けた。

 

◆◇◆

 

桜雅とAiは更に魔道具の研究開発を続けた。

ウルは立派な家でなければ嫌だと言うが、資材と資金が無い。螺雅は代々家に伝わる酒を作り始める。螺雅の弟、水門は島を整理し区画を定めてた。

 

サクラと雅己は身寄りの無い子ども達の世話をした。処世術と護身術、15歳以上の希望者には狩りや殺しの経験もさせた。

魔導師の楽羅がくら さと、武芸者の百地浜セイも雅己と共に魔導と武芸の指導を行った。

山鹿道玄により、忍雅衆がつくられる。雅己は忍雅衆の組頭となり、その下に4名つけた。

 

袁麗◆十六夜…各陣地間の伝令及び斥候

甘戯◆待宵…敵の事前調査を行う。敵を攻略する前に敵陣に潜入、待機して本隊の攻撃を助けるなど。

斬鬼魑 ◆月宮…暗器・魔導・加護の攻撃専門

爽吉◆月影…救援・治療専門

 

忍雅衆には希望者すれば入れるが、適正を見て割り振られる。


◆◇◆


螺雅とウルは夫婦になったが、全く子どもができなかった。ウルの親へ挨拶に行くと共に、子どもができないことを相談しに竜族の里へ向かった。桜雅、Ai、雅己、甘戯、斬鬼魑も付いて行った。道中は険しく苦労が絶えなかった。


ウルの一族は夫婦を祝福し、幸せにするようにと螺雅を脅していた。そして、種族を越えて子孫を作ることができないことを教えてくれた。お互いに繁栄は大切なので側室を持つことにした。

ウルの側室は許嫁であったメルとなり、ウルとメルの世話係も何名か逢魔ヶ島へ連れて行くことになった。螺雅の側室はサクラに決まった。

ウルの従者が舞や楽器などの芸事を教えてくれた。