甘能美にあふれた世界

創作の引き出し。創作途中の話もあるので、突然文章が変わる事があります。

変態魔女の執念たるや (2014.6)

◆6◆

宿屋のベットで寝かされ、アメルテュムにより治療されるミューリウム。
ル「結局、ダマラはミューにマーキングしたんでしょ?」
マ「それは俺が吸い出したから問題ない。」
ア「呪術消えてないわよ。」
マ「魔力を入れるときに付いた傷みたいなものだ。それ自体に意味は無い。だが、ミューリウムの体にあいつの傷が付いてるのは我慢ならない…」
ル「その傷治療で消えないの?」
ア「さっきからやってるけど消えないのよ。気味悪いわ」

ベットを囲んでミューリウムの治療をするメンバー。ルルムラは、ダマラがミューリウムに興味を示して消えていった事から、ホミニンから標的が移った可能性を考えた。
ル「ダマラからのコンタクトが増えるかもしれない。各自油断するなよ。」
ミ「ミズキの魂を取り返す事に変わりはない。ダマラ関連は情報絞ってからトドメを刺す事。あとミズキ、マジョルカ、ダマラを殴るのは私よ。」不機嫌そうに起きたミューリウムが呟いた。
マ「んん。ミューリウムの命令なら仕方ないね」

ミューリウム暴走の翌日、再び城へ訪ねたミューリウム・ルルムラ・ミズキ。城の者やテオバルドは、ミズキの変わり様に驚いていた。黒髪が水色かかった銀髪になり、瞳が黒から金色に変わっていた。それ以外を見れば王子に違いはなかった。
ミズキは、ダマラの仕打ちとミューリウムとの出会いを話し、ファンタスティック屋さんの一員としてミューリウムを補佐する決意を伝えた。ミズキの決意を受け入れられなかったテオバルドは、苦悩した結果、ミズキの魂を取り返すまで、という条件を出した。自分の人生は自分で決めると噛み付くミズキを落ち着かせるルルムラ。
ミュ「うるさいミズキ。とりあえず王の条件を飲んでおけ。
ミ「ミューリウム!」
テ「貴様、一国の王子に無礼だぞ!」
ミュ「今は私の部下だよ。脱退の許可はそん時に決める。そんな事よりこらからの事を話そう。」
ミズキを挟んでミューリウムとテオバルドが睨み合っているのをなだめ、ガルディモがダマラについて話し出す。

ダマラ二回目の襲撃で、ダマラの標的にミューリウムが付け加えられた可能性がある。また、ミズキの魂がダマラの手にある事も分かった。王国としては、手練れをファンタスティック屋さんに付けてサポートするとの事。
ガルディモの合図で部屋に入ってきたのは聖騎士副団長のディルムと王国魔導士キアーユだった。2人はミズキの幼なじみで、王国でも屈指の能力を持つ兄妹だった。使い魔としてでも生きていてくれたミズキを2人は暖かく抱きしめた。

ミズキと幼なじみを残し、ミューリウムとルルムラは先に宿へ戻った。