甘能美にあふれた世界

創作の引き出し。創作途中の話もあるので、突然文章が変わる事があります。

魔女の戯 メモ19

ミヤトの相棒である獅子がテアトルムの森で瀕死の怪我を負い、命は諦めるしかない状況に陥った。


ミヤトは魂石を埋め込めば回復するかもしれないと提案。
ただ埋め込むだけでは回復せず、獅子の魔力も足りなかった。保存用の魔力は獅子に適合せずむしろ更に追い込んでしまった。


苦し紛れにミヤトが自分の魔力を注ぐと、突然勢いよくミヤトの魔力を吸収し、獅子は姿を変えていった。
一気に魔力を持ってかれるミヤト、魂石に適応しようと困しむ獅子…ミラは急ごしらえの結界で2人の魔力が空に逃げないように包み込む。
結界の中が魔力で満たされる。

 


しばらくして静かになるとその場に倒れこむミヤトと獅子。

 

結界を解いて2人に近づく。
漆黒の毛・鋭く生えた金色の角・捉えたものを射殺すかのように鋭い瞳…獅子は動物のそれとは異なる姿に変わっていた。
ミヤトに外見的変化はなく、気絶していた。

 

 

獅子がミヤトの顔に擦り寄ると、額の石が光る。
🥀何してんだ…
⚛️恐らく魔力を分け与えてる…。多分、獅子はミヤトの魔力を糧に魂石と適合出来たんだ。ミヤトと獅子の関係だから出来たんじゃないかな…
🥀眷族になったって感覚かな…
⚛️そうかも…。なんか…凄いもの見たな…
🥀な。

 

 

これをきっかけに魂石を埋め込んで使役する実験を開始。動物やノウムに仕込んでいく。

魂石を埋め込んでも、容れ物が拒否反応を起こして受け入れないまま死亡する事が多かった。

ミヤトと獅子の事を参考にするなら、魔力提供者と容れ物が親密な関係で無ければいけない。

しかし、容れ物と親密でなくても成功するパターンもあった。魂石自体が魔力提供者の魔力に適応している場合がそれだった。

 

適合させる条件は、魔力提供者が魂石か容れ者に魔力を馴染ませる必要があった。最低3日で馴染ませることが出来たが、長ければ長いほど通じる力が大きくなる。

 

 

魔女の戯 メモ18

ミラの持つ中で最も大きい魂石に魔力を注いでいたら、地面と繋がり生命エネルギー源のようなものとなった。
辺りがミラの理想的な環境になっていき感激。
更に魔力を注いでいくと、地面が軋み出す。異変を感じたミラは調査し、魂石の引力が強く、地面が引き寄せられているのが分かる。
他の魂石も分散して配置してみる。

更に更に魔力を注いでいくと、魂石と魂石が引き寄せあって少し浮いてきた感じがした。魔力を注ぎ続けると、ついに地面は浮き、空高く浮かび上がった。このまま宇宙にでも出るかと思ったが、浮上限界ラインでもあるかのように動きが止まった。それ以上、上がることはなかった。
ミラは浮かび上がった島を「パッシオ」と名付けて自分の島にした。

帝国や厄介なもの達にパッシオが気付かれないように特殊な魔方陣を描いて隠す。

 

魂石のお陰か、高度が高いというのに地上と同じ様に生きる事が出来た。
ミラ開発の個人用空飛ぶ魔道具を使ってパッシオとテアトルムを行き来した。

その時から魔導飛空挺を開発しており、明道院にのみに売っている。魔導飛空挺はミラか明道院しか持っていない。他の者がパッシオに来るには、飛龍などを手懐けないと無理。


リクアの森にいた動物をパッシオに歓迎。
カルラの案で、理性のあるノウムも歓迎。
もちろん定住者には移住費としてその者の魔力を少し回収させて貰っている。

 

森の泉に落ちた者はパッシオに辿り着くようになったが、大抵はパッシオの生物に食い殺されてしまう。

 

 

 

 

魔女の戯 メモ17

泉を作りに森の一部を作り変えていたら、謎の少女に襲われた。森には動物がたくさんいるのに、開拓の為に森を削られており悩んでいるのだと言う。

 

とりあえず一番の敵である人物を殺せば泉計画を実行しても良いと言ってくれたので、そいつを殺す(又はそれに近い)計画を立てることにした。

 

なんやかんやで

カルラも加わりミヤトとも仲良くなり

そいつを殺す。

 

その間、ミラオリジナル戦闘用魔導具を完成させて活用する。明道院と魔導具などの契約を結ぶ。

 

その後、カルラとミヤトとミラは仲良くなり三姉妹となる。

 

動物達の森を保護するという名目である一角にミラの魔法で住処を作った。ミラの思惑は森の至る所に魔法陣を張り、森の生物から少量ずつ魔力を集める事。皆には内緒で行なっていたが、見抜いたカルラとミヤトに怒られる。

 

🍀それより最近森に人間が住み着いてる。

⚛️あぁ、気づいてたけど魔力くれるし見逃してた。

🥀お前は本当に魔力のことばっかだな。

⚛️魔力がないと開発できないんだもん!!

🥀分かった分かった。

🍀思ったんだけど、泉に色々くるじゃん?そん中で人間が意外と来るんだよね。大抵が何かから逃げてたり、衰弱しきってんの。

🍀その人間達を安全な土地に招いて、魔力を集めるってのは?安全を提供する代わりに魔力を少量もらい続けるよって条件で。
⚛️おお…

🥀確かに非力な人間にとってこの世界はとても厳しい。過度に摂取しないのであれば、その条件でも提供してきそうだね。

⚛️ミヤトお前っ!!!なんて賢い!!!

🍀うるっさいなぁ頭を撫でるなっ!

🥀村でも作って自給自足出来るようにしたら自活できるし。何処にその土地を作るかだけど。

⚛️んー。人間てどれくらいいるんだろ?

🥀aiに聞いてみよう。

 

aiのアドバイスもあり、場所を決め、ミラの魔法で巨木を生成、その中に生活スペース、外に農業スペースを作り、森に迷い込んでる人間を捕獲、条件提示で住まわしてやる事にした。

魔女の戯 メモ17

🌐精霊が作った鉱石をもらい研究を始める。

鉱石は素となる心臓へ魔力を込め続ければ出来上がるようだ。精霊達は森で死んでいたノウムや動物の心臓を使っていた。

(ミラは知ったその日から、いつも身につけている孤児院で貰った髪飾りに魔力を込め始めた。みんなには内緒。)

魔力を操れる者なら鉱石に魔力を貯める事は可能な様だが、鉱石自体を作るには年月がかかるのが難点。

☣️魔力は心臓で作るので、心臓に込めるのは道理ですね…。

⚛️…心臓か。aiて、手術できる?

☣️何の為にですか?

⚛️魔力の可能性と、鉱石の活用法模索の為。

☣️なるほど…なんとなくは分かります。具体的に決まったらまたご相談いただけますか?

⚛️分かった。頼もしいよ。

 

aiの助けを借りて動物、モンスター、ノウムの心臓を使った実験を繰り返すが、上手くいかない。

偶然、実験中にノウムの心臓へミラが操っていた水がかかり、魔力が増幅。心臓と水が融合して暴走した。

ノウムの心臓に込めていた魔力が水へ漏れ出し、魔力が飽和状態となり、衝撃となって発散したらしい。

もともと、水にはミラの魔力が練りこまれていたので、そこでなんらかの反応が起きた様子。

それをきっかけに、エレメント操作から鉱石を作り出す事に成功する。

 魔力とは気力であり、精神が強くなければ鍛える事も保つ事も出来ない。その事から、鉱石に「魂石」と名付けた。

 

心臓によっては元から多くの魔力を含んでいる物もあった。

より簡単に良い心臓を得る為のスコープを作り、生き物にかざしただけで分かる様にした。

 

実験が満足するまでは極秘で実験を行った。

 

アメルテュムから貰った、魔力を感じたら光る魔道具に近づけると、魔道具は光り続けた。

光源が壊れない限り光り続けそうだ。

 

 

実験的に、人が滅多に来ない場所でクリスタルを大きくしていく事にした。

人が来やすい場所のなんとなく神秘的な森の、何の変哲もない大樹のほとりに泉を作り『神秘の大樹に願い事をし、水を飲むと叶う』というデマを流した。

泉の奥には横穴があり、そこを進むと大きめの魂石が設置してある。泉はミラの魔力が練りこまれている水で作っており、泉に触れた者の魔力を少し吸収するようにしてある。泉の魔力が飽和状態になると、魂石へと流れ、自然と魂石を成長させるシステムとなった。

 

泉に落ちると大量に魔力を吸われて気絶した末、窒息死する。その死体は泉生物の餌となる。運良く生き残れたものはミラの結界に迷い込んでしまう。

 

 

 

 

魔女の戯 メモ16

🦁それ…腰につけるかぁ?
⚛️だって担ぐと重いんだもん。
🍁あのさ
⚛️ん?何小夜ちゃん。
🍁ちゃん付けて呼ばないで。1つ光ってるよ。
⚛️へ?あ!?腰下げに入れてた卵から魔力吸ってる!あー、卵が半分に…
🦁なんか入ってんじゃねーの?開けて見よーぜ。

 

🌐短剣を使って金細工の1つを開けてみる。
すると中には小さな少年が石を抱えて眠っていた。
声をかけて起こしてみると、少年は眠気まなこで答えた。自分は精霊で、魔力を魔力袋に入れて持って行かないといけない場所がある。しかし、その往復に飽き、いい方法を思いついたのであの強い鳥に寄生していたという。精霊達が鳥の魔力を吸い続けるから、鳥は自分に魔力を貯められる様、遺跡に来る生物全てを喰らっていたという訳だった。
🌐いい方法とは、魔力を魔力袋より多く効率よく運ぶ方法。魔力を凝縮して安定させる為に鉱石化、それを持ち運ぶ。試みたのが3年ほど前なのでまだ運び出していないが、気づけば自分と同じくらいの大きさまで育てられた、と。本当は運ぶのが億劫でサボっていた…という様子だった。因みに六匹兄弟で他の金細工にそれぞれ住み着いてるとのこと。

 

🌐ミラは兄弟を起こして契約を持ちかける。食事や住まいは工面するので、引き続きミラの為に魔力凝縮鉱石を作ってくれと。

 

🌐強い鳥を倒したあんたならもっと強いだろうし、寝るだけの生活には飽きていたところだと六匹共了承。契約を交わした。

 

⚛️精霊との契約ってどうやるの?
🔴軽いキスだな。
🔵口にこうチュッと。
💕え!?僕ファーストキスだよ!
💚俺もだ。ってーかお前ら全員だろ。
💛えーどーしよーどーしよー。
⚛️いいから、はやくしてくれる?
💕うぇぇ、ムードとかない訳?
⚛️小さな君達と巨大な私とではそういう雰囲気にもならないでしょ。
💕ちぇっ。

 

☣️何を企んでいらっしゃるので?
⚛️ふふ。屋敷に帰ったら伝えるよ。

魔女の戯 メモ15

プルルルル…プルルルル…
ガチャ

☣️はい?
💫あーミラいる?新しい魔道具のレシピ考えたから一緒につくりたいんだけど。
☣️ミラ様は長い出張中でして。一応伝えてみますが…
💫ありがとう。今度は〇〇みたいなのを考えてるから、簡単に伝えてもらえる?
☣️分かりました。失礼します。

☣️…と、いう事なのですが。

🌐城から抜け出した後…

aiに事情を話すと、国から離れた森の奥にある別荘へ転移魔法陣で移動していた。

⚛️んー?
☣️やめておきます?
⚛️今はあんまり動くべきじゃ無い気がするんだけだねー。
☣️引っかかることでも?
⚛️〇〇の遺跡。
☣️遺跡?
⚛️そ。そこにいる華愚鵺(かぐや)っていうノウムが気になるんだよね〜。
☣️〇〇族の飼っていた怪鳥が行方不明になり、目撃情報が得られたのがその遺跡です。多く殺生をして体が肥大し、凶暴化した為、退治依頼が出ていますね。それが何か?
⚛️こいつは魔力の詰まった卵みたいなのを自分で産んで、それを食べて魔力を得ているらしくてさ。その生態を調べたいんだよね。

☣️何の為に?

⚛️好奇心の為に。

☣️好奇心…
🍁対策は?

⚛️付いてくるの?

🦁ここまで追って来たらなぁ〜

⚛️ていうか連れて帰らなくていい訳?

🦁いいよな?

🍁主の命令じゃ無いしね。

⚛️皇帝は主人じゃ無い訳?

🦁あぁ違う。主命が無い時は自由にしてていい事になってっから。そいつ倒しにいくなら付いてくぜ?

⚛️嘘くさ…。

☣️おそらく真実でしょう。彼らは丹夜美という導術者が使役する神です。丹夜美は皇帝の兄弟なので、神を城に駐在させていたのでしょうね。

🦁その通〜り。

🍁ぶっちゃけ僕らは皇帝に何も思ってないから、皇帝の命令はどうでもいいかな。

⚛️ぶっちゃけるね〜

🦁で?対策考えてんの?
⚛️来るのね。分かった。魔力を多く持っているらしく、生命力が高い、凶暴な鳥類。普通に鳥類なら火を怖がるだろうと踏んでる。火がダメだったとしても、苦手そうなものをその場で産み出してみるよ。
🦁魔導師ってのは頼もしいもんだな。
🍁この人は特別じゃないかな。普通、エレメントは1つしか使えないって主が言っていたし。
🦁そっか。
🍁配置は?
⚛️配置?
🦁誰かが気を引いて…とかそんなやつだよ。
⚛️あぁ…えっと、
☣️ミラ様はチーム戦に慣れてませんからねぇ。
🍁そう…。
🦁じゃあそれも実戦でだな。

 


🌐見た目は確かに鳥類だった。首には飾りが多く下がっていて、誰かに飼われていた名残がある。
遠くからノウムを観察する。
食事をし、卵のようなものを産み、それをまた食べる。食べると首飾りが光った。鳥はそれを繰り返していた。

 

〜〜色々やって退治完了〜〜

 

🌐鳥を倒し、飾りを近くで確認すると金のブローチが6つ繋がった首飾りと、ツノにかかった紫基調の紐細工があった。戦利品としてそれらを頂き、羽根やツノ、卵など巣にあるものを手に入れた。

 

🥀あれ?それあんたらが倒したの?
⚛️うん。
🥀誰の依頼で?
⚛️単独。
🥀なぁ!?
☣️被害届が出ていたので、退治しました。
🥀なんだよぉ。退治依頼出てんだから余計なことすんなやぁー。
⚛️私ら取るだけ取ったから、あなたが倒した事にしていいよ。
🥀いいの?
⚛️うん。
🥀じゃあ首持ってこ。

🌐女性が腕を素早く振り下げると鳥類の首がポロリと転がった。

🥀じゃあ貰ってくね〜。ん、お前それ…
⚛️え?
🥀金の
⚛️これ?
🥀ふむ…。
⚛️なに?
🥀いや…なんでもない。私はカルラ。依頼を請け負ったり色々やってる。
⚛️私はミラ。魔導師だ。
🥀魔導師ね。…次に依頼請け負ってたりするの?
⚛️いや、この遺跡でやる事は済んだ。
🥀そぅ。じゃっ。次は依頼受けてからやれよー。
⚛️無駄足踏ませて、悪かった。

 

カルラは振り向かずに右手をヒラヒラと動かしていた。

魔女の戯 メモ10

🌐高級そうなローテーブルに並べられた食事を床に座って食べている皇帝。ふわふわした感覚から腹部の痛みへと意識が変わる…ミラは床で横になっていた。

 

⚜️ん、起きたか。
⚛️!?
🌐起きると同時に身体中を触るミラ。首、手首足首、胴体…なにも変化はない…
⚛️…ここは。
⚜️俺の部屋だ。お前も食う?
⚛️遠慮します。
⚜️美味いのに。おい、

🌐パチンと指を鳴らしながらメイドに声を掛ける。食事がさげられていく。コップを一つ持ち、ミラの近くへ寄る。

 

⚜️な、奴隷の経験でもあんの?
⚛️…何故?
⚜️起きてすぐに身体中をみてたから。鎖や魔術が施されてないか確認したんだろ?
⚛️…突然抱きついてくるような変態に連れていかれたんですもの。何かされたか疑いもします。
⚜️ちなみに、1時間前にうちの医師がお前の身体を調べた。
⚛️…は?

⚜️お前の魔力に香りがある理由を調べたが、香りを感じる者が限られている事しか分からなかった。そして今は何も香りが無い。

⚛️香りって言われても…自分では感じないし。

⚜️背中の刺青は?
⚛️…答えたくないです。
⚜️何で?
⚛️答えたくないって言ってんのに聞くんですか!?
⚜️だって気になるだろう。
⚛️じゃあオシャレです。
⚜️じゃあってなんだよ。
⚛️私はいつ解放されるんですか!?
⚜️質問で返してくるなよ。お前は今ノウムと同じ扱いだ。だから厳重保管。
⚛️はぁ!?
⚜️素直に素性を話せば解放してやるかもしれないけど?
⚛️素性って!?
⚜️生い立ち・魔力について・住処・知り合い、だな。それを言えたら解放を考えても良い。
⚛️言っても帰してくれるか分からないじゃないか。
⚜️そうだ。
⚛️ちっ…もう良い。自力で抜け出してやりますよっ。

🌐指を摩擦して鳴らした瞬間、皇帝を木が襲う。しかし、何者かに切り刻まれて男へ届くことはなかった。間髪開けずにミラへ向けられる刃を避け、落ちている水瓶の水で攻撃を繰り返すが当たらない。
⚛️速いっ!
🌐隙を突かれ、青い髪の少年に、床へ組み敷かれた。
⚜️お前…扱えるエレメントは2種か?
⚛️…。
⚜️獅子王、小夜
🦁ん?
🍁なに?
⚜️お前たちは今日からこいつの監視だ。部屋を与へ、魔導と体術の戦闘訓練をしろ。特別な事があれば俺に報告。以上だ。
🦁はいよ。
🍁…それは今決めた事?
⚜️そうだ。ニヤビには伝えておく。
🍁いいのかな…。
🦁主は今不在だからな。

🍁そうだね。
⚛️離せ!
⚜️お前は俺に指一本触れられない。これは事実だ。それを受け止め、恥じろ。
⚛️ふざけんなっ!!
⚜️さがれ。

⚛️ぐッ!!
🌐突然身体が熱くなるのを感じる。先程から頭がふわふわしていたのは殴られたせいではなさそうだ。抑えていた小夜は強い殺気を感じて後ろへ飛びのいた。


🦁なんだ!?

💉皇帝さがって。

⚜️ルブラン。

💉さっきの診察で魔力を大量に注いでみたんだけど、身体がダルそうなだけじゃなかったねぇ。

⚜️勝手な事してんじゃねーよ。

💉 皇帝、匂いする?

⚜️…しねぇな。

💉ふむ…。この様子は魔力の暴走だから、漏れ出してるはずなんだけどなぁ。

♣️皇帝!

🌐大きな音を立てて扉が開いた。

⚜️なんだ?

♣️ナルガが大きな魔力を察知したと。

⚜️あぁ、こいつだ。ルブランの実験に使われてる。

♣️例の魔導師ですね。危険では?

⚜️今の所大丈夫だ。

⚛️なんでこんなにぃ…。痛いし怖いし勝手だし知らない事ばかりだし…。嫌だ…。

ドッ

🌐地響きと共に部屋が火の海になった。

🦁うわぁっ!!?

🍁魔導師は…?

🦁お?

♣️皇帝こちらにっ!

💉うわぁ、退路塞がれてるよぉ。

♣️くそっ!!

🌐ナルガが黒い煙と共にスッと現れた。

👁‍🗨大丈夫?

⚜️ナルガ…ん?

🌐ナルガがスフィアボールを放り投げ、割れたボールから大量の水が溢れ出し、炎を鎮火させた。

♣️貴様っ!来るのが遅い!!

👁‍🗨ごめーん。

⚜️…。

♣️皇帝?どこか怪我は!?

⚜️いや無い。さっき、お前が来た時に例の香りがした。

👁‍🗨おれ?
💉多分さぁ、ナルガがあの魔導師の魔力を吸収してる時に出てるんじゃないかと思うよ。

👁‍🗨吸収してないよぉ〜。
⚜️ナルガ、
👁‍🗨吸収してましたぁ〜。
⚜️お前さては、俺と一緒の時、魔導師に会う度吸収してやがったな?

👁‍🗨してましたぁ〜。
⚜️ちっ。道理で弱い訳だ。
👁‍🗨それより、その魔導師ちゃんだけど。

♣️あぁ。

💉逃げられちゃったなぁ〜。もっと実験したいんだけど。

⚜️ふざけるな。勝手な事しやがって。お前が原因で俺の部屋が燃え、危険者を取り逃がした。どう責任取るつもりだ。

💉探しに行きたいな。

♣️捕まえるまで城にも研究所にも入れんからな。

💉いいの?

♣️首輪は付いてるだろ。怪しい情報を得たらすぐに起爆するからな。

👁‍🗨獅子の子と青の子が尾けてるけど?

⚜️やつらは俺の部下じゃ無い。魔力を大量に注がれてたとはいえ、この火力。エレメントをいくつも使いこなすとあれば、見過ごせない。捜索隊を組み、懸賞金をかけろ。